ゴルフ腰痛におさらば!腰痛の原因と必ず知っておきたい対策法
思い切りスイングを振る爽快感はゴルフの醍醐味ですが、ラウンド後に腰の痛みを感じることもあります。
その原因がどこにあるのか考えたことがない人も多いのではないでしょうか?
腰は上半身と下半身の両方を支える大事な部分であるため、痛みが慢性的になってしまうと、ゴルフはおろか日常生活に支障をきたすおそれがあるでしょう。
そこで今回は、腰痛の原因と対策方法について紹介します。
ゴルフで腰痛に悩む人は多い
ゴルフによる腰痛の原因を「フォームが悪いから」と決めつけていませんか?
そうだとしたら、それは大きな間違いです。
ゴルフは同じ方向に腰を回し続けるため、どうしても腰に負荷がかかります。
それはアマチュアでもプロでも一緒であり、腰痛に悩まされるプロゴルファーも少なくありません。
というよりも、プロゴルファーであればほぼ全員腰痛経験に悩まされているのです。
中には左右の足の長さが数センチ違う選手もいて、いかに腰痛がプロゴルファーの職業病となっているかがわかります。
では、ゴルフで腰痛になる原因は本当にゴルフのスイングだけにあるのでしょうか。
次の章では腰痛の原因を詳しく説明していきます。
ゴルフで腰痛になる原因
アマチュアのゴルファーが腰を痛める原因は、スイングではなくもっと根本的なところに原因があるかもしれません。
たとえば、ラウンド前のストレッチ不足。
ストレッチを行わずにいきなりゴルフクラブを振り回すと、硬い体に刺激が加わり、ケガの原因になります。
季節を問わず、ラウンドを開始する前は必ずストレッチを行いましょう。
ショットを打つ際には、どうしても前傾姿勢になって同じ方向に体をひねることになりがちですが、これは体の筋肉のバランスを崩すだけではなく骨盤や背骨のゆがみ、さらには腰痛の原因となります。
また、カートばかりに頼って、ゴルフ場を全く歩かないのも問題です。
ショットを打ったあとに、体のゆがみを直さずにすぐカートに乗るとバランスが崩れて腰痛の原因となってしまいます。
股関節の柔軟性が低い人も要注意です。
硬くて柔軟性のない体は、ショットを打つ時に足が止まってしまいがちで、上手にスイングできません。
そうなると腰に負荷がかかり、腰を痛めてしまう原因になるのです。
腰痛にならないために知っておきたい対策法
好きなゴルフをいつも楽しめるようにするためには、腰痛対策を意識する必要があります。
たとえば、体の定期的なメンテナンス。
プロでさえも腰を痛めてしまいがちなゴルフでは、終わった後にしっかりアフターケアをして体を労わる必要があります。
整体や接骨院などの治療院に通って姿勢を整え、たまった疲れを取り除きましょう。
また、ラウンド中でも腰痛対策はできます。
ショットを打つときには、ゴルフクラブを腕だけで振らずに、体全体を回すように意識しましょう。
腰の負担が減り、すでに腰痛持ちの人も痛みが軽減されます。
最後に、利き手と反対方向で素振りをするのもおすすめです。
いつもとは逆方向にスイングすることで、偏った筋肉を戻し、体のバランスが保たれて腰痛予防になります。
ショットを打ったあとは、この素振りをルーティンとして入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
腰痛はプロゴルファーさえも悩ませる大きな問題といえるでしょう。
腰を痛めるとスコアにも影響が出て、プレイを楽しめなくなるので、普段から意識をして腰痛対策を取るようにしましょう。
ラウンド中はもちろん、普段の生活でもパソコンやスマホの使いすぎ、重い荷物の運搬など、腰に負担のかかる行為はなるべく控えるようにしたいものです。